こんにちは、代表の加藤です。
clusterでバーチャルイベントを楽しんでいただいているみなさん、いつも本当にありがとうございます。

2019年も残すところあと1ヶ月ですね。
思い返してみれば、今年はclusterにとって激動の年でした。

まず、イベントの数がものすごく増えましたね。
clusterの正式版をリリースした2年前では想像がつかなかったくらい、「バーチャルイベント」が普通に行われるようになってきました。
個人の主催者さんだけでなく、法人のお客様にもclusterを使ってもらえるようになりましたし、本当に多種多様なコンテンツが出てくるようになってきてとてもうれしいです。
また、この1年間でプロダクトにたくさんの機能が追加されました。バーチャルイベントという一般的にはまだまだ新しい体験を、みなさんによりよい形で届けることができるようになってきたなと自負しています。

この文章を読んでくださっているみなさんはご存知かもしれませんが、クラスター社は「ひきこもりを加速する」というスローガンをかかげて活動しています。
ひきこもりというパワーワードに目が惹かれがちかもしれませんが、これ、実は加速するというワードの方が肝なんですよね。

全人類がひきこもるようになる = テクノロジーによって人類が物理的な束縛から解き放たれる、という世界の「あるべき姿」への到達は、GAFAMといったテックジャイアントたちによって勝手に推進されていく不可避な流れだとぼくは思っています。
ただ、そんな時流の中でも、弊社の活動によって「あるべき姿」に1日でもはやく近づきたい。
世界を前に進めるために、大きなチャレンジをし続けたい。
SFやアニメで夢見た世界に向かって、アクセルを全力で踏みたい。
ぼくたちが世界を加速させてやりたい。
そんな中二病全開でしかない思いを「加速する」という言葉に込めていまして、実際にその思いが「世界初の有料バーチャル音楽ライブ実現」や「バーチャルアーカイブ機能」といったチャレンジングな取り組みに結びついてきました。

そんなスローガンを体現し続けないと。もっと加速しないと。
ということで、

clusterは2020年初旬に大規模なアップデートを行います

ワクワクする体験を、よりたくさんの人に、より本質的な形で届けたい。
そういう思いから、現在、全社をあげて全力でアップデートの準備を進めているところです。
くわしい内容については今回はまだお伝えすることはできませんが、間違いなくcluster史上もっとも大きな変革となる予定ですのでお楽しみに。

ただ、大きな変革には「破壊」がついてまわります。
とても残念なお知らせなのですが、2019年12月2日(月)15時をもって、

アーカイブ機能の提供をいったん終了

させていただくことにしました。

主たる理由は、年明けのアップデートにより大幅な変更が入るため、現状のアーカイブをそのままの形で維持および適用するのがむずかしいと判断したからです。
「これは実質タイムマシン機能だ」なんてうれしい賛辞をいただくことも多いアーカイブ機能は、現在ユーザーのみなさまにとても喜んでいただいています。アーカイブが作られることを目的に、clusterでライブを行なってくれる方々がいることも、本当にうれしく思っております。
それがゆえに本当に悩んだのですが、世界を「加速させる」ことこそがクラスター社の存在理由であるという原点に立ち返りまして、最終的に今回の決断にいたりました。

有料のアーカイブチケットを購入していただいたみなさまには、ご不便をおかけすることのお詫びといたしまして、

いままでアーカイブチケットをご購入いただいた金額分のクラスターコインを全額付与させていただきます

今後clusterで行われるイベントにてご活用いただけますと幸いです。

なお、いままでのデータはすべて残しておく予定ですので、「いつの日かまた復元して体験できるようにしたいな」とは考えています。
ただし具体的にいつごろご提供できるかということに関しては、現時点においてはなにも約束ができないので、期待しないでゆるりと待っていてもらえるとありがたいです。

ということで、普段からclusterを応援してくださっているみなさま、今年の残りはもちろん、来年は大規模アップデートなどチャレンジ盛りだくさんに、より一層加速していきたいと思いますので、これからもなにとぞ応援よろしくお願いします!

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